会長挨拶山形県建設コンサルタント協会会長 金澤範宜より挨拶

皆さんは、高速道路や河川、上下水道や公園などのインフラ(社会資本)建設工事が行われているのを、よくご覧になっていると思います。
すべての工事は、そのインフラを使う人にとって安全であること、経済的であること、美しいことなど、色々な視点で設計され、設計図面をもとに建設されていきます。
その設計図面を作っているのが建設コンサルタントです。

当協会は、山形県内に本社本店を置き、国家資格である「技術士」資格を持った技術者を擁し、国土交通省の建設コンサルタント業登録を受けた企業で組織している団体です。

私たちを取り巻く自然環境は過酷さを増し、ゲリラ豪雨やスーパー台風など、数十年や百年に一度といわれるような風水害が頻発し、県土に大規模な被害をもたらしています。被害を受けたインフラは早期に復旧し、県民生活をいち早く元に戻さなければなりません。
新たなインフラを作るときにも、ただ基準に沿って設計するだけでなく、山形の気候や風土、そこに暮らす県民のニーズを汲み入れ、完成後には県民に受け入れられ愛されるものとならなければなりません。
当協会員は、県内で培ってきた技術力を十分に発揮し、県土の整備と保全に尽くしており、「県内インフラのかかりつけ医師」としての役割を担ってまいります。

昨今の土木技術は日々進化を続けており、我々自身が学び、研究し継続的に進化する必要があります。当協会では、法令を順守したうえで会員相互の研鑽や親睦を図るとともに、お互いの技術力向上にも寄与してまいります。

山形県建設コンサルタント協会会長
金澤 範宜